陶芸家
陶工とも呼ばれている陶芸家は、どちらも同じで陶芸を生業としている人のことをいいます。
陶芸家は、日本だけではなく韓国やイギリスなど世界にいるのですが日本は陶芸を生業としている方が多く有名な方もたくさんいます。
有名な陶芸家をご紹介したいと思います。
「野々村仁清」さんは江戸時代前期に活躍した陶芸家です。京焼色絵陶器の大家でもあり、野々村仁清さんは若い頃瀬戸や粟田口などで修行をしていたそうです。そして京都に戻って窯を開きました。
代表作には、国宝となっている色絵雉香炉、色絵藤花図茶壺や重要文化財となっている色絵鱗波文茶碗などがあります。
「田中長次郎」さんは、安土桃山時代を代表する陶芸家です。この田中長次郎さんは楽焼の創始者で、不明な点がとても多いのですが陶芸家としてとても有名な方です。
代表作には無一物や一文字という赤楽茶碗や、俊寛という黒楽茶碗などがあります。
「北大路魯山人」さんは、京都市出身の陶芸家で陶芸だけではなく画家や書道家などさまざまな顔を持った芸術家です。美食倶楽部を発足した方でも知られていますね。食器と食にこだわりを持った方で書籍も多く出版しています。
「三輪壽雪」さんは、荻焼の伝統を受け継ぎながら独特な感覚で因習的な茶陶の作風に新しい展開を示しました。そして1983年重要無形文化財の荻焼保持者に認定され、人間国宝と認定されたのです。兄弟での人間国宝は陶芸界でも初となる快挙なのです。
「加藤土師萌」さんは、陶磁器に対して高い見識を持っている陶芸家で、1961年に色絵磁器で人間国宝に認定された陶芸家です。また、中国明時代の黄地紅彩を復元したり、金襴手や青白磁などの磁気を研究していました。
「大樋年雄」さんは、現在も活躍している陶芸家のひとりで、空間プロデューサーでもあります。陶芸のほかにも現代美術や街作りなど活動は多岐にわたります。日本だけではなく、アメリカや台湾、中国でも展覧会が催されている世界的に活躍している陶芸家です。
陶芸家になるためには、専門学校に通ったり有名な先生の下で陶芸の弟子入りをするなどさまざまな方法があります。伝統の手法を踏まえながら独自のアレンジやアイディアで作品を作るという若手陶芸家も最近増えてきているそうです。
陶芸で食べていくのは簡単なことではありません。技術修練はとても厳しいものなのです。ですが、それでも陶芸が好きという方で陶芸家になろうとしている方は多いのです。ぜひ、陶芸についていろいろ学んでみてはいかがでしょうか。
イラストと陶芸
イラストと陶芸を同時に公開しているギャラリーや、ウェブサイトがたくさんあります。
「工房 さんぽ」では、イラストと陶芸品のほかに、ウェブ絵本やとんぼ玉などを公開しています。ここで公開されている陶芸作品は、可愛いものが多く中でも“ほほえみぐらす”は、陶芸品に直接絵が書いてあるのですが少し首を傾けている具合がとっても可愛い陶芸品となっています。イラストタッチの陶芸品の中でもとくにおすすめです。また、“ふくろうさん”も可愛いですよ!このふくろうさんは、縁起のいいふくろうさんをモチーフとした陶芸品となっています。どの陶芸品も販売されているものなので、近くを通りかかったらぜひ覗いてみてください。ここで公開されているイラストもやわらかいイラストが多く、ぜひ一度ご覧になってみてください。
イラスト陶芸を公開している場所はまだまだたくさんあります。
陶芸の中に自身が描いたイラストを乗せているという作品もあります。これは、フォトスタンドのようになっている陶芸品の中にイラストが入っているというものになります。陶芸は、作る人のセンスやアイディアでどんなものでも作ることができます。陶芸といえば、花瓶やお茶碗、湯呑みなどがポピュラーですが、フォトスタンドを陶芸で作ってしまうという発想もおもしろいですよね!
この陶芸品は、陶芸展や個人展、ウェブサイトで見ることができます。ウェブサイトはいつでも気軽に見ることができるので大変便利ですよね。
ですが、個人展や発表会に足を運んでみるのもまた違った雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。ぜひ、いろいろな角度から陶芸作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、イラストで陶芸品を入れている名刺もありますよ。社会人に必須ともいえる名刺ですが、この名刺の中に陶芸品のイラストを入れることもできるのです。陶芸に携わるお仕事をしている方、陶芸が趣味という方は、ぜひイラストの陶芸を名刺に入れてみてはいかがでしょうか。
イラスト陶芸というものもあります。これは、ウェブサイトやホームページなどの素材として公開されているものになります。この素材を公開しているウェブサイトは、無料で素材を使うことができることもできるので、陶芸関係のホームページを持ちたいと思っている方はぜひこのイラスト陶芸を素材として使用してみてはいかがでしょうか。
素材を公開しているウェブサイトでは、禁止事項や使用上の注意というものがあります。ルールとなるので、しっかりこのルールを読んでから素材を使用するようにしましょう。
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